授業紹介

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音楽教育学

 音楽教育学では、就学前教育から生涯教育に至る音楽教育の望ましいあり方を探究しています。音楽科教育の目的・内容・方法を学び、優れた教員の養成を目指します。また、音楽教育の哲学的・歴史的研究、音楽科授業の分析的研究、コンピュータを用いてデータを分析する量的研究など、理論と実践の両面から高度な研究を行い、音楽教育学の研究者の養成を目指しています。教員養成・研究者養成をとおして、すべての人に音楽をする感動を伝えたいと願っています。

ピアノ

ピアノの授業は、1年次から4年次の4年間をとおして、バロックから近・現代までの各時代の楽曲を題材として開講されています。ピアノの授業は、作品の様式や形式の把握をしつつ芸術性の高い演奏の研究を行っています。基本的には、個々のレベルに応じた個人レッスンで実施していますが、数名によるクラス授業の形態もとっており、他者の演奏を聴くことをとおして、より完成度の高い演奏技術の修得を目指しています。

管弦打楽器

この領域では、各楽器の専門的な奏法ならびに楽曲の演奏解釈を、より深く実践的に研究していきます。専門楽器はもちろんのこと、副科として他の楽器を履修することも可能で、学校の教育現場での指導やアンサンブル活動に役立つようなカリキュラムを組んでいます。卒業生には学校の音楽科教師として活躍している人をはじめ、国内外の大学院に進学して実技の研鑽を積み、プロのオーケストラ団員や大学教員になった人もいます。

声楽

声楽の授業では、発声法、歌唱法などをはじめとして、イタリア、ドイツ、日本の歌曲やオペラ、オラトリオのアリアなどの専門分野にいたるまで、より豊かな歌唱表現を目指して、学生の特性に応じた幅広い授業が行われています。オペラ実習の授業では、演技指導を含む実践的な歌唱指導の他に、舞台メイキャップの実習、衣装の制作、照明のプランニング等、教員、学生が一体となってオペラに取り組んでいます。こうしたことを通して、学校教育に対応できるような指導法についても学んでいます。

オペラ実習

合唱

作曲

様々な教育現場や演奏活動に必要な作編曲法および音楽理論について学びます。楽典や鍵盤和声などの基礎にはじまり、楽曲のスタイルやコンセプトについて学ぶ楽曲分析、四声体による和声実習、声楽や器楽の編曲法、ポップスのコード進行、モチーフによる小品作曲、ソング・ライティングなど、内容は多岐に渡ります。特に作曲を深く勉強したい学生には、ゼミなどで個別のレッスンを行い、機会があれば実際に音を出して発表します。



指揮法